Ace Hotel London Shoreditch/エース ホテル ロンドン ショーディッチ

100 Shoreditch High St, London E1 6JQ

デザイナーやIT起業家、オルタナティブなホテルエクスペリエンスを求める者を強烈に引きつける存在、それがエースホテル・ロンドン・ショーディッチだ。ピストバイク、あごひげ、スキニーデニムでなくても馴染めないことはない……と言えばその雰囲気はお分かりいただけるだろう。個性的な雰囲気に演出されたパブリックスペース、最小限のヒップさと高い機能性が共存する部屋――本物のホスピタリティがそこにある。 退屈なホテルに対抗する存在として知られるようになり、ここに似せたようなホテルは世界中にあるが、本家にあるこの輝きを再現したところは皆無に近い。

ここはかつて、“ロンドンで最もアグリーでつまらないホテル(クラウンプラザ)”だったところ。それをエースホテルのチームとロンドンのデザイン事務所UDSが共同で行った1年に渡る改修工事の末、2013年秋にオープン。この地域唯一のホテルを蘇らせた。特筆すべきは飲食施設だろう。ロンドンの「シュリンピー(Shrimpy)」と「ビストロテック(Bistroteque)」にも関わっているチームが手掛ける有名なモダン・ブラッセリーの「ホイ・ポロイ(Hoi Polloi)」、伝説的なスクエア・マイル・ロースターズが手掛けるサードウェーブのコーヒー・バー「ブルドッグ・エディション(Bulldog Edition)」、マックス・ラムによるBARなど、必要なものがひとつ屋根の下に全て揃っている。

シンプルでスタイリッシュなバスルーム

ホテルのデザインチーム・アトリエエースとWings+Horns(ウィングス+ホーンズ)のコラボによる有名なバスローブ

客層がクール過ぎるきらいはあるが、スタッフは進んで手を貸してくれるし、ゲストをきちんと見てくれて非常に好印象。ロンドン北部・西部のホテルと比べ値段もかなり手頃である。 各部屋にはカスタムデザインのテーブルとチェアのセットが備えられている(壁に面した凡庸なデスクではない)が、ほとんどの宿泊客はエースホテルのスタイリッシュで温かな雰囲気のロビーをモバイルオフィスにする。だが公共スペースはかなり騒がしく、しかも夜が更けるにつれその騒々しさは増していく。

チェックインデスクはホテルグッズのショップを兼ねる

週末ともなると、ホテルの外の通りもホテル内もかなり混雑する。チェックイン時に、通りから奥まった“静かな”部屋をお願いすると良いだろう。ただし、市内を一望する眺めは得られない。

客室はコンテンポラリー・シック。キルトはA.P.C.

バスルームは小さめでやや平凡、イギリス人がずっと嫌ってきた錫のティーカップ(ガラスやセラミックではない)、隣の部屋の物音が聞こえるなど、客室に問題がないわけではない。

ブルドッグ・エディション(Bulldog Edition)のコーヒーも有名

ショーディッチ・ハイ・ストリートは、間違いなく今ロンドンで最もホットなエリア。徒歩圏内には様々な文化、料理、芸術を楽しめるスポットが数多く存在し、有名なブリックレイン(Brick Lane/週末のマーケットはお勧め)、ボックスパーク(Boxpark)のショップなどがある。

エースホテルは地下鉄のリバプール・ストリート駅から徒歩10~15分は掛かる。歩きたい場合以外はタクシーに乗るべき。ホテル内にスパはないが、数ブロック離れたショーディッチ・ハウス(Shoreditch House)には最高にクールなスパ「カウヘッド(Cowhead)」があるので問題はない。

ラベージ(Lovage)ジュース・バー

スイートルーム

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