Citizen M London Bankside/シチズンM ロンドン バンクサイド

20 Lavington St, London, SE1 0NZ

シチズンMは既に6軒のホテルを開業し、計画中のホテルも多数あるので、今後よく耳にすることになるだろう。シチズンMはすべての部屋が全く同じ広さで、機能もアメニティも同じという特徴がある。「部屋」と言ったが「航空機の高級スイート」といった方が適切かもしれない。部屋のほとんどを占めるXLサイズのキングベッド(2m×2m)は、時差ボケの回復には最適だ。驚くほどの防音性、遮光性を誇るこの客室で、イタリア製の高級リネンに包まれれば、熟睡が約束されるだろう。ベッド以外にも、小さな仕事机と心地良いリーディングチェアとテーブルも置かれ、ベッド下のビルトインの引き出しにはスーツケースを収納できる。

TV(映画が無料で見放題)、間接照明、温度・アラームの操作など客室内の様々な機能は、「ムードパッド(Mood Pad)」というタブレットで行う。無料インターネットもムードパッドからアクセスできる。バスルームは非常に狭いものの、高圧レインシャワー、充実したバスアメニティ、暖かくふわふわのタオルなど、押さえるべき点はしっかり押さえている。

館内には様々なテイストのアート作品が。アンディ・ウォーホルにも出会える

退屈な廊下はシチズンMにはない

このように充実した設備が、相場の1/2から1/3の値段で提供されているのが、ここシチズンM。ホテル内全館Wi-Fi、とても簡素だが会議室もあるので、必要なら仕事もできる。

「Living Room」はシチズンMのトレードマーク

アートやカルチャーが好きな人には、ここは絶好のロケーションだろう。テートモダン(Tate Modern)やグローブ座(Globe Theatre)は徒歩圏だ。だが公共交通機関の利用は不便。地下鉄のロンドンブリッジ駅(London Bridge)まで歩こうと思ったら優に15分は掛かるし、サザーク駅(Southwark)でも10分以上は掛かる。

全室17平米だが狭さは感じさせない。機能も充実

何をするにしても、このホテルのロビーをロビーだと思ってはならない。吟味されたアート、ファッション、旅の本が棚に並び、ヴィトラのデザイナーズ家具やモダンアートのコレクションがあちこちに配置されている――もはやここはリビングだ。

無駄がひとつもない。押さえるところを押さえてあるのだ

このホテルについては「客室にコーヒー&ティーメーカーがない」というクレームがよく聞かれる。しかしこれは取るに足らない小さな欠点だ。

食事なら、館内テイクアウト、軽食、簡単な夕食と希望のタイプに応じて取ることができる。フードは新鮮で味も悪くなく、スタッフの笑顔が実に印象的だ。このホテルのスタッフは、ホテルのあちこちを飛び回ってはドリンクを作ったり宿泊客に手を貸したりしているのだが、揃いも揃って皆ハッピーな表情で動き回っている。

ホテルのイングリッシュ・フルブレックファストは、事前予約が必要だが12.50ポンドとお値打ち。ヒップでフレンドリーなバーは24時間営業。紅茶やラガーを飲みながら、ロンドン観光計画を練ることができる。

私たちはアムステルダム発のこのファンキーなホテルブランドを高く評価している。特に、節約志向の旅行客への配慮は素晴らしい。客室は1人か2人連れを対象としており、例えば子連れの場合は、いくつかの部屋を取らなければならないだろう。

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