Hyatt Regency Kyoto/ハイアットリージェンシー京都

東山区三十三間堂廻り644番地2

ハイアットグループは、このハイアット・リージェンシー京都のブランディングを再考すべきだろう。名前こそハイアット・リージェンシーだが、世界的に有名な東京のデザイン会社「スーパーポテト」の素晴らしいデザインにより、外観はパークハイアットそのものだ(同社はソウルや上海のパークハイアットの内装も手がけている)。

客室内には、無駄な装飾のないシンプルなベッドや、気品漂う必要最低限の家具などが設えられ、パークハイアットによく似ている。着物など日本の伝統柄が客室内のスタイリングに色味とコントラストを加えており、京都らしい独自の雰囲気を醸し出している。

スタンダードルームは28平米から。業界内では広過ぎず狭過ぎず、ちょうど良いとされる広さだ。スタンダードとデラックス(33平米)の違いは、ソファーベッドか読書椅子とオットマンがプラスされるか否かだけ。デラックスコーナーキングはリビングルームがあり、スイートルームのような雰囲気。バスルームは広々としてデザインも良い。鏡も多く、トイレは日本式にウォシュレット付きだ。

京都市内に点在する2,000もの神社仏閣。このホテルはそのうちの幾つかに囲まれており、祇園(舞妓や芸者が通るエリア)にはバスで15分と簡単にアクセス可能。京都国立博物館は北に徒歩5分。また道路の向かい側には1,001体もの観音像が並ぶ三十三間堂がある。

なかなか印象的なエントランス

ミニマリストなエレガンス「デラックスルーム」

和の雰囲気が強い客室も「レックススイート」

食はこのレベルのホテルでは標準的な内容(カジュアルイタリアン、高級和食、終日営業のグリルレストラン)。どこもホテル内のレストランとしてはかなり良いが、お得感や最高の美食だと期待しない事だ。

敢えて聞かれれば、「ここは京都で最もお手頃なラグジュアリー5つ星ホテル」と筆者は答えるだろうが、繁忙期(春と秋)にはこのホテルでさえも客室料は跳ね上がる。しかし、ラグジュアリーという点では遥かに上のリッツ・カールトン(京都で最も新しい超高級ホテル)の価格の1/2~1/3程で宿泊できる。

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